- 保険の豆知識
がんの保障、がん保険と医療保険でどう違う？
一般的ながん保険と医療保険の比較
| がん保険 | 医療保険 | |
|---|---|---|
| 保障対象 | がん | 病気（がんを含む）・ケガ |
| 主な保障内容 | 診断給付金（一時金） 入院給付金 手術給付金 通院給付金 |
入院給付金 手術給付金 |
| その他の保障内容 | 治療給付金 がん先進医療給付金など |
通院給付金 先進医療給付金など |
| 免責（不担保）期間 | 90日間（※ほとんどの場合） | なし（※ほとんどの場合） |
| 1入院あたりの支払限度日数 | 無制限（※ほとんどの場合） | 制限あり（60日、120日、180日、730日など） |
| 通算入院支払限度日数 | 無制限（※ほとんどの場合） | 制限あり（1,000日、1,095日など） |
逆に医療保険は保険料が割高になることもあるけど、幅広い病気やケガをカバーしてくれるんだよ。
がん保険と医療保険、どっちが必要？
医療技術が進化する今、がんにかかっても早期発見であれば治療で治る可能性が高くなりました。
また、早期発見でなくても、がんが治るということは、治療が長期にわたる可能性や医療負担が重くなる可能性も高くなるということです。
がん保険が必要な人
がんになった時、まとまった一時金が欲しい人
がん保険の特徴の１つである診断給付金（一時金）は、まとまったお金が支払われます。
これまで仕事をしていた人でも、がんになり治療をする中で収入が減ってしまったり、働くのが難しくなることもあります。
一時金の使い道は自由なので、治療だけでなく生活費の補填にも使うことができます。
がんの再発やがん治療の長期化に不安がある人
がんの治療は再発や長期化も珍しくありません。
入院日数に制限のないがん保険であれば、治療の長期化や再発に不安のある方でも安心です。
がん以外の病歴がある人
病歴がある場合、医療保険では加入にさまざまな制限がでてくる場合が多いです。
がん保険はがんの保障に特化しているため、がんに関する病歴がなければ医療保険よりも加入しやすいという特徴があります。
医療保険が必要な人
小さなお子様のいる人
病気の治療の際、貯蓄から医療費の補填をすると、お子様のいる家庭では生活費や教育費に影響がでる可能性があります。
貯蓄の状況や子供の成長にあわせて保険を選びましょう。
公的医療保険での保障が少ない人（自営業など）
会社員や公務員の場合、病気やけがによって一定期間休むことになると「傷病手当金」を受け取ることができます。
ただし、自営業の場合（※国民健康保険の被保険者）は対象外なので注意が必要です。
まとめ
幅広い病気やけがをカバーしてくれる医療保険、がんに手厚い保障ができるがん保険。
保険料と保障内容を整理し、自分にあった保険商品を探していきましょう。
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